平成30年度:子ども伝承芸能発表会
平成30年度青少年健全育成秋田県大会
開催日
平成30年11月9日(金曜日)
場所
秋田県庁第2庁舎にて
伝承芸能
山谷番楽:秋田市太平
秋田市立太平小学校・太平中学校児童・生徒15名
山谷番楽は、秋田市太平山谷字野田を中心とした山谷地区に伝わる伝統芸能です。中世末から近世初頭に、太平山信仰にかかわる修験者が伝えたといわれますが、起源の詳細は不明です。生面神社のご神体である15面を用いて舞われ、かつては神社の祭礼で演じられたほか、盆前後に近郊近在まで舞って歩いたそうです。番楽には、舞人のほかに、太鼓打ち、鐘打ち、拍子木などの鳴り物の役割があります。以前は表裏24演目ありましたが、現在は「露払い」「神舞(じんまい)」「三番叟(さんばんそう)」「五条の橋」の4演目が伝承されています。昭和42年秋田市無形民俗文化財に指定されたことをきっかけに、番楽保存会が結成されました。地域の伝承講師の方々を中心に伝承活動が進められ、山谷小学校閉校の現在は、太平小学校・太平中学校の子どもたちが練習を重ね、地域の祭りや発表会等で披露しています。
平成30年度県北地区・青少年育成運動活性化研修会
開催日
平成31年2月3日(日曜日)
場所
能代山本広域交流センターにて
伝承芸能
鶴形ささら:能代市鶴形
鶴形ささら保存会(能代市立能代東中学校生徒6名、大人4名)
佐竹義宣公が常陸から秋田へ遷封の際に、道中の徒然を慰めるために演じたものだが、もとは常陸国で伝わるものを移してきたと言われている。道地のささらと同じ伝えで、湯沢滞在中に、社中の申し合わせによって、秋田風俗の一興として起こすことになったと言われている。
平成30年度県南地区・青少年育成運動活性化研修会
開催日
平成31年3月9日(土曜日)
場所
横手市大雄交流研修館ふれあいホールにて
伝承芸能
横手囃子:横手市
西前郷町内会(横手市西前郷町内会の子どもたち12名、大人5名)
横手囃子は、数百年の歴史ある横手送り盆行事(まつり)の際に演奏されており、寄せ・そそろこ・甚句・おばこ・おいとこ・道中ばやしがある。囃子は、太鼓を据えた屋根付きの移動屋台を中心として、屋形舟に付き添いながら笛と鉦も移動して演じられていく。拍子は総じてテンポの速い曲が多いが、そそろこ、甚句のように盆踊りで囃される
曲はおいとこ、おばこなど民謡曲も入っており、県指定の無形民俗文化財となっている。